ネットニュースの備忘・覚え書き

ネットのニュースについての個人的なメモ・覚え書き

ジェンダーバイアスと「赤白つるばみ」

www.huffingtonpost.jp

この記事についての私の感想(要約)

  • 基本的な部分は賛成。特に、以下のような箇所など。

私、一度だけ、エプロン姿にオタマを手に持った「お母さん」を描いたことがあるんですね。それは、そのお母さんがどういう人物であるかの設定を怠けて、ただ記号としての「お母さん」を使ったわけです。だからわかるんですけど、ステレオタイプを描いちゃうのは、キャラクターの設定を詰めきれていないということでもあるんですよ。十分なところまでキャラクターが練られていなくて、でもこんなものかなと描いてしまった結果だと思う。だいたいオタマって持って歩かないですよね。しずくが滴るから。

  • ガイドラインを作ろうとかバイアスなんてない方がいいとかの部分は、ちょっと違うんじゃないかと思いました。賛成・反対以前に話が繋がっていないと思いました。また、ブコメでも一杯言及されていましたが、後半が特に全体主義的だと感じました。


まあ、このインタビュー記事に関しては既に(私よりもずっと論理的で明晰な)他の方が詳細な記事を書かれているので、私の方からはこれ以上のことは書きません。

tyoshiki.hatenadiary.com
hokke-ookami.hatenablog.com
tyoshiki.hatenadiary.com

「赤白つるばみ」を読んでみた

で、色々モヤモヤしていたんですが、ちょっとこの作者さんのマンガ読んでみよっかなーと思い、「赤白つるばみ」を読んでみました。

赤白つるばみ 上 (愛蔵版コミックス)

赤白つるばみ 上 (愛蔵版コミックス)

正直言って、私はこういう繊細な話が基本的によく分かりません。

※映画で言うと「インディー・ジョーンズ」とか「マトリックス」とかが好きです。ちなみにマトリックスはアクション映画としか思っていません。


続きが気になってどんどん読み進めてしまうとか、そういう感じのマンガではありません。amazonのレビューに「ゆっくり読むマンガ」という評がありましたが、そのとおりですね。自然とゆっくり、少しずつ読み進めることになりました。

特に大事件とかが起きるわけでもなく、淡々と日常が描かれていきます。「ふーん」とか「あ、そーだったんだ」とか思いながら読み進んでいくと、あっけなく物語は終わってしまいます。「あれ、これで終わりなの?」という感じです。

結局なんの話だったのか、よく分かりません。ただ、ちょっと心が洗い流されるような感じがして、悪くないなと思いました。

多分、「私達は、いろいろ人のことを決めつけて見てしまうけど、人間というのは実は分からないものなんだ」というようなことが作品全体としてのメッセージなんだろうなーとは思います。で、そういう主張を登場人物が割とストレートに言っていたりする場面もあるのですが、作者の主張を言わされているという感じではなく、この登場人物だったらこういうこと言うだろうなーという感じになっていて、そんなに嫌味には感じませんでした(少なくとも私は)。

こういうのばっか読むのはしんどいけど、たまにはいいんじゃないか、という感じです。そのうち、「KISSxxx」の方も読んでみたいと思いました。

あと、マンガ読んでみて、インタビュー記事に対する印象が少しだけ変わりました。
全体主義的に思えた部分が実はそうじゃないのかも、と。楠本さんは、「みんなで話し合ってルールを決めて規制をしましょう」みたいな発想をそもそも持ち合わせていなくて個人と個人のぶつかりあいみたいな超個人主義の人なのかもなーと思いました。
あくまで「なんとなくそう思った」という話でしかないのですが。